若者たちがサラリーマンになりたがらない理由

奴隷になりたくないから・・・が、その理由。 

『奴隷』・・と、はっきり認識は、していないかもしれない。 はっきりとは認識してはいないけど、なんとなくかもしれないけど、サラリーマンになって、いろんな制約のもとで生かされていく・・・ことを・・・なんとなく・・・イヤだ!・・・と感じている。 もしくは嫌悪している。 まともな若者ほど、サラリーマンになりたがらない・・・のかもしれない。

正規雇用とかいうけど、働き甲斐を感じているサラリーマンはほとんどいなさそうだし、職場で5人に1人はウツ(鬱)。 これのどこが”正規”雇用? 都市銀行では3年以内の離職率が100パーセントとか?! そこまでいかなくても、どの職場でも若者の離職率は高そうですよね。 マスコミとかの報道よりもはるかに高そうですよね。 新卒の就職率が改善したと報道されているけど、離職率の高さはあまり報道されていないようです。 

それにしても、正規雇用が”正義”で、非正規雇用が”悪”・・・みたいなイメージ。 孫正義さんもびっくりです。 責任者出てこい!!って古いギャグありましたよね。

中小企業は人手不足で四苦八苦です。 景気が回復傾向なのか、人手さえあれば、仕事はいくらでもある・・・そんな中小企業が・・・人手不足で苦しんでいます。 若者が来てくれないのです。 

若者たちは本当は、働きたいのです。 一生懸命に働いて、世のため人のためになり、やりがいを感じたい。 意識しているかどうかは別にして、そう思っているのです。 これって当たり前です。 

一方で人手不足、一方で働きたい若者たち。 このミスマッチを解決する手段は必ずあるはずです。 それは、おかみ(お上)の主導では決してなく、人々の知恵の中から力強く湧き上がってくるものなんでしょう。

PS 学校の就職指導の程度の悪さに激おこぷんぷん丸。 名前の知れたとか、安定そうな就職先をすすめる。 そうでない就職先を相談されたら・・・『そんな会社知らないなぁ・・・あくまでも君の自由だけど・・・僕は責任持てないなぁ』とか何とか言って、若者のチャレンジをつぶす。 学校の就職指導現場って、こんな感じでしょ! つぶしがきかない・・・と自他ともに認める教師・教官の皆様方。 つぶしがきかない職業の教師・教官に、的確な就職指導を望むのは酷なんでしょうね。